笑顔を失った少年が、Wake Up,Girls!と出会い笑顔を取り戻したお話
私は、自分の笑顔が大大大嫌いでした。
今までの人生色々あり、いつしか私の顔から笑顔が消えていました。
自分の中では笑顔でいるつもりだったけど、友達や周りの人には「なんで真顔なの」ってよく言われました。
写真を撮るのも大大大嫌いでした。
そんな私がWUGに出会ったのは、一昨年の冬ぐらいの事でした。丁度新章が放送されていた時期かな。
バイトから帰り、テレビをつけると、たまたまWUG新章が放送されていました。
ダンス練習のシーンで挿入歌としてアップテンポな音楽が流れていました。ほんの数秒でしたが、ビビっときました。
エンディングまで見て曲目を確認しました。
「極上スマイル」
それが私とWUGの出会いでした。
それまでWUGの事は名前すら知りませんでした。
もしテレビをつけるタイミングが数秒でもズレ ていたら、この出会いはなかったと思います。
他にはどんな曲があるんだろうとAppleMusicでWUGのことを検索して、少女交響曲を視聴しました。
歌詞がすごく刺さって、アニメも気になりはじめました。
アニメの感想まで書くと大変なことになりそうなのでそれはまた別の場所で。元々アイドル物のアニメが好きだった私でしたが、今まで出会った中で1番面白かった作品でした。
アニメを見て、いい曲だなーくらいに思っていたWUG楽曲が大好きになりました。
その後すぐに3rdの円盤を買いました。
びっくりしました。これは本当に声優ユニットなのかって。
この時点でわぐらぶ会員にならなかったこと、めちゃくちゃ後悔してます。
去年のわぐりすが初現場にできるかなーと思っていたのですが、都合が合わず行けず。グリフェスも新社会人になり仕事の都合で行けませんでした。
1回生で見てたら、無理して参加してただろうな。
5thツアーが告知され、次こそは絶対。5月31日、わぐらぶ会員になりました。
そして迎えた6月15日、まさかの解散発表。
タイトルもファイナルツアーに。びっくりしましたが、その時はそこまで悲しい気持ちにはなりませんでした。
でも最後だし、とりあえず全公演応募してました。
そして迎えた市原公演。初めてのWUG現場。
私服での参戦、ブレードも他現場の物でした。物販は記念に…と会場限定チャームしか買いませんでした。
その頃は知ってるワグナーさんもいなかったので、時間ギリギリに到着し即入場。会場の外にいたワグナーさんはみんなで集まったりしながら楽しそうで、他の現場では見たことがない雰囲気で、とても羨ましかったです。
ライブスタート!開幕SHIFT!いきなり客席にWUGちゃんが。前通路だし見やすいなーって思ってた席がいきなり最前に。これがWUGのライブか、すげえ!!!なんで解散するの?ってなってました。
初めて見るタチアガレ!では、WUGちゃんのパフォーマンスに圧倒されて、自然と感動の涙が出ていました。
その時は特に推しも定まっていなかったので、漠然とライブを見ていましたが、いつの間にか1人のメンバーにしか目がいかなくなっていました。
それが高木美佑との出会いでした。
見たこともない素敵な笑顔で歌って踊ってるのを見て、たくさん元気をもらったし、すごく羨ましかった。本当に運命の出会いでした。
そこから私は高木美佑推しになりました。
公演終わった頃には、もうWUGちゃんが好きで好きでたまらなくなりました。
WUGの話を共有したい!と思い、ワグナーさんのフォロワーさんも増えてきました。
職場の人にもWUGの話ばかりしてました職場40人いてオタクは2人しかいませんが、WUGのことは全員知ってます笑
ファイナルライブの日も、最後楽しんできなーって勝手に休みを入れてくださりました。
座間公演からは物販で色々買って、ワグナー装備で参加しました!今被ってる帽子もその時から被ってます。
また、座間公演から缶バッチやブロマイド交換等で色々なワグナーさんと出会うことができました。
毎週ツアーやイベントに行くたび、WUGのことが、ワグナーさんのことが、どんどん好きになっていきました。それに比例して、解散が悲しくて悲しくてどうしようもなくなりました。
そして迎えた千秋楽は、ワグナーブレードに、ツアーTシャツにタオル、ウインドブレーカーという完璧な装備で参加しました。市原公演では私服、他現場のブレードで参加してたんですよ?なんかエモくないですか?
ライブの感想はその時ツイートしたので割愛。
ツアーファイナルは12会場30公演に参加することが出来ました。大阪3日目、仙台1日目昼夜は仕事でどうしても参加することが出来ませんでた。33公演中のたった3公演行けなかっただけでこんな悔しい思いをするの、WUGだけだと思います。
最高の1年と3ヶ月でした。
職場でWUGの話をしたり、インスタに写真を上げたりしていたのですが、話を聞いてくれた職場の人や写真を見てくれた友達はみんなお前が1番人生楽しそう、幸せそう、羨ましいって言ってくれました。
本当にその通りだと思います。
WUGちゃん、ギリギリまで見つけてあげられなくてごめんなさい。
それでもこんな私を幸せにしてくれてありがとう。
大宮では、自分の中では笑ってるつもりだったけど、まだ上手く笑えてなかった。
岸和田で偶然ブログに載った写真に写りこんだ自分を見て、俺って、こんな顔で笑えると気づかされました。
後ろ姿ばっか撮ってたけど、最後は最高の仲間と極上の笑顔で前を向いて撮ることが出来ました。
こんな顔で写真撮れたの、いつぶりだろうか。
また笑えるようになりました。
嫌いだった自分の笑顔が好きになりました。
WUGちゃん、高木美佑さん、ワグナーさん、
私に笑顔を取り戻してくれて
本当にありがとう。